2019年創世記第9講
アブラムを祝福された神様
御言葉;創世記11:27-12:20 要節;創世記12:2
12:2 そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、 / あなたを祝福し、 / あなたの名を大いなるものとしよう。 / あなたの名は祝福となる。
1. テラは、家族を伴い、どこからどこへ行くために出かけましたか。しかし、彼らはどこに住みつきましたか(27-32)
主はアブラムに何を仰せられましたか(12:1)
主がアブラムを祝福される条件はなんでしょうか(1,2a)
主からの祝福の内容はなんでしょうか(2b,3)
人間の罪によって、ノアの大洪水とバベル塔で全地の言葉を混乱させた主が、アブラムを通して何をご計画されましたか(3)
11:27 これはテラの歴史である。 / テラはアブラム、ナホル、ハランを生み、ハランはロトを生んだ。
11:28 ハランはその父テラの存命中、彼の生まれ故郷であるカルデヤ人のウルで死んだ。
11:29 アブラムとナホルは妻をめとった。アブラムの妻の名はサライであった。ナホルの妻の名はミルカといって、ハランの娘であった。ハランはミルカの父で、またイスカの父であった。
11:30 サライは不妊の女で、子どもがなかった。
11:31 テラは、その息子アブラムと、ハランの子で自分の孫のロトと、息子のアブラムの妻である嫁のサライとを伴い、彼らはカナンの地に行くために、カルデヤ人のウルからいっしょに出かけた。しかし、彼らはハランまで来て、そこに住みついた。
11:32 テラの一生は二百五年であった。テラはハランで死んだ。
12:1 【主】はアブラムに仰せられた。 / 「あなたは、 / あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、 / わたしが示す地へ行きなさい。
12:2 そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、 / あなたを祝福し、 / あなたの名を大いなるものとしよう。 / あなたの名は祝福となる。
12:3 あなたを祝福する者をわたしは祝福し、 / あなたをのろう者をわたしはのろう。 / 地上のすべての民族は、 / あなたによって祝福される。」
2.アブラムはどうしましたか(4)祝福の地として示されたカナンに入ったとき、当時、その地にはだれが住んでいましたか(5,6)そのころ、主がアブラムに現れ、何を仰せられましたか(7)そのとき、アブラムは何をしましたか(7-9)
12:4 アブラムは【主】がお告げになったとおりに出かけた。ロトも彼といっしょに出かけた。アブラムがハランを出たときは、七十五歳であった。
12:5 アブラムは妻のサライと、おいのロトと、彼らが得たすべての財産と、ハランで加えられた人々を伴い、カナンの地に行こうとして出発した。こうして彼らはカナンの地に入った。
12:6 アブラムはその地を通って行き、シェケムの場、モレの樫の木のところまで来た。当時、その地にはカナン人がいた。
12:7 そのころ、【主】がアブラムに現れ、そして「あなたの子孫に、わたしはこの地を与える」と仰せられた。アブラムは自分に現れてくださった【主】のために、そこに祭壇を築いた。
12:8 彼はそこからベテルの東にある山のほうに移動して天幕を張った。西にはベテル、東にはアイがあった。彼は【主】のため、そこに祭壇を築き、【主】の御名によって祈った。
12:9 それから、アブラムはなおも進んで、ネゲブのほうへと旅を続けた。
3.主の示された地に入ったアブラムに何が起こりましたか。彼はどうしましたか(10)
激しいききんを避けてエジプトに下って行ったアブラムに、さらにどんな問題が発生しましたか(11,12)
そのとき、アブラムはどのようにしましたか(13-16)
12:10 さて、この地にはききんがあったので、アブラムはエジプトのほうにしばらく滞在するために、下って行った。この地のききんは激しかったからである。
12:11 彼はエジプトに近づき、そこに入ろうとするとき、妻のサライに言った。「聞いておくれ。あなたが見目麗しい女だということを私は知っている。
12:12 エジプト人は、あなたを見るようになると、この女は彼の妻だと言って、私を殺すが、あなたは生かしておくだろう。
12:13 どうか、私の妹だと言ってくれ。そうすれば、あなたのおかげで私にも良くしてくれ、あなたのおかげで私は生きのびるだろう。」
12:14 アブラムがエジプトに入って行くと、エジプト人は、その女が非常に美しいのを見た。
12:15 パロの高官たちが彼女を見て、パロに彼女を推賞したので、彼女はパロの宮廷に召し入れられた。
12:16 パロは彼女のために、アブラムによくしてやり、それでアブラムは羊の群れ、牛の群れ、ろば、それに男女の奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになった。
4.しかし、主はアブラムの危機にどのように助けてくださいましたか。これを通して、アブラムは主がどんな方であるか、主が与えてくださった祝福がどんなものであるかを体験したでしょうか(17-20)
12:17 しかし、【主】はアブラムの妻サライのことで、パロと、その家をひどい災害で痛めつけた。
12:18 そこでパロはアブラムを呼び寄せて言った。「あなたは私にいったい何ということをしたのか。なぜ彼女があなたの妻であることを、告げなかったのか。
12:19 なぜ彼女があなたの妹だと言ったのか。だから、私は彼女を私の妻として召し入れていた。しかし、さあ今、あなたの妻を連れて行きなさい。」
12:20 パロはアブラムについて部下に命じた。彼らは彼を、彼の妻と、彼のすべての所有物とともに送り出した。
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