2021年ローマ人への手紙 第13講 みことばを信じる者は救われる

2021年ローマ人への手紙 第13講 みことばを信じる者は救われる
御言葉:ローマ人への手紙10:1-21
要節:10:9 なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。

1.パウロは何を心に願い、神に祈っていますか(1)
彼ら(イスラエル人)は神に対して熱心なのに、なぜ救いが得られませんか(2,3)
律法とキリストと義はどんな関係ですか(4)。

10:1 兄弟たちよ。私の心の願い、彼らのために神にささげる祈りは、彼らの救いです。
10:2 私は、彼らが神に対して熱心であることを証ししますが、その熱心は知識に基づくものではありません。
10:3 彼らは神の義を知らずに、自らの義を立てようとして、神の義に従わなかったのです。
10:4 律法が目指すものはキリストです。それで、義は信じる者すべてに与えられるのです。

 

2.律法による義と信仰による義の特徴は何でしょうか(5-7)※申30:10-14引用
救いはどれほど近くにありますか(8)
人はどのようにして義と認められ、救われますか(9-10)

10:5 モーセは、律法による義について、「律法の掟を行う人は、その掟によって生きる」と書いています。
10:6 しかし、信仰による義はこう言います。「あなたは心の中で、『だれが天に上るのか』と言ってはならない。」それはキリストを引き降ろすことです。
10:7 また、「『だれが深みに下るのか』と言ってはならない。」それはキリストを死者の中から引き上げることです。
10:8 では、何と言っていますか。「みことばは、あなたの近くにあり、あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは、私たちが宣べ伝えている信仰のことばのことです。
10:9 なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。
10:10 人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。

 

3.この方に信頼する者に、聖書の約束は何でしょうか(11)
なぜ、主の御名を呼び求める者はみな救われるのでしょうか(12,13)
どのような人が主の御名を呼び求めることができますか(14a)
主の御名を呼び求めるまでは、どのような過程が必要ですか(14-17)

10:11 聖書はこう言っています。「この方に信頼する者は、だれも失望させられることがない。」
10:12 ユダヤ人とギリシア人の区別はありません。同じ主がすべての人の主であり、ご自分を呼び求めるすべての人に豊かに恵みをお与えになるからです。
10:13 「主の御名を呼び求める者はみな救われる」のです。
10:14 しかし、信じたことのない方を、どのようにして呼び求めるのでしょうか。聞いたことのない方を、どのようにして信じるのでしょうか。宣べ伝える人がいなければ、どのようにして聞くのでしょうか。
10:15 遣わされることがなければ、どのようにして宣べ伝えるのでしょうか。「なんと美しいことか、良い知らせを伝える人たちの足は」と書いてあるようにです。
10:16 しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。「主よ。私たちが聞いたことを、だれが信じたか」とイザヤは言っています。
10:17 ですから、信仰は聞くことから始まります。聞くことは、キリストについてのことばを通して実現するのです。

 

4.イスラエル人はなぜ聞かなかったと、知らなかったと言えないでしょうか(18-20)
彼らが救われないのはなぜでしょうか。彼らに対する神様の御心はどうでしょうか(21)

10:18 では、私は尋ねます。彼らは聞かなかったのでしょうか。いいえ、むしろ、「その響きは全地に、そのことばは、世界の果てまで届いた」のです。
10:19 では、私は尋ねます。イスラエルは知らなかったのでしょうか。まず、モーセがこう言っています。「わたしは、民でない者たちであなたがたのねたみを引き起こし、愚かな国民であなたがたの怒りを燃えさせる。」
10:20 また、イザヤは大胆にもこう言っています。「わたしを探さなかった者たちにわたしは見出され、わたしを尋ねなかった者たちに自分を現した。」
10:21 そして、イスラエルのことをこう言っています。「わたしは終日、手を差し伸べた。不従順で反抗する民に対して。」

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